PC-486GR起動せず
昨日に続き、我が家に保管しているPCの動作確認をしました。
本日はエプソンのPC-486GRという国民互換機の電源を入れてみました。
若い方は”国民機”などと、聞いてもピンと来ない方が多いと思われますが、今から30年ほど前は、
PCといえばNECのPC-9801シリーズが当たり前(というか、それ以外はあり得ない)という時代がありました。
エプソンのPC-486は、そのPC-9801シリーズの互換機として、販売された意欲的なPCでした。
PC-486GRは、インテルのi486 (名義上ペンティアムの1つ前のCPU)の25MHZを採用した、
当時としては最高性能の国産PCでした。
当時の使用形態どおり、本体の横には200MBのハードディスク、その隣には3.5インチのハードディスクを並べてみました。
また、設置方法も当時一般的であった、PC本体の上にディスプレイを置くというスタイルをとってみました。
本体前面には、5インチのフロッピーディスクが2つ準備されています。
経年(紫外線?)の影響で、フロントのプラスチック部分は、少し黄ばんでしまっています。
本来は、ケースの本体と同色のオフホワイトでした。
キーボードには、シリコンキーボードカバーをかけていたためか?
変色せず当時の色調を保っておりました。
キーボードの配列は、現在のPCと近いところもありますが、
左上最上段に”STOP”キー、その下に”ESC”キーがあるところなどが、微妙に昨今のPCとはことなる部分ですかね??
このPCには16MBのメモリを増設していたようです。
当時、いくらくらいだったか???
残念なことに、昨日のX68000と異なり、PC486はハードディスクが、お亡くなりになってしまったようで、本日は起動することができませんでした。
数年前には、ハードディスクからWindows(エプソン純正)が起動できたのですが…
フロッピーディスク版のMS-DOSやWindowsのインストールディスクがあるので、いずれかのディスクが存命であれば、
再インストールを含めPC486の復活に取り組んでみようかと思います。
4~5年も前の記事に恐縮ですが、私もPC-486GR持ってます。
先日おおよそ20年ぶりに起動させてみたのですが、起動できないのも同じ状態でした。
FDDをクリーニングしたりSCSIのIDを変えたりいろいろしたのですがBOOTできず。
色々調べたところ、ソフトスイッチのメモリバックアップが飛んで、起動順がおかしくなっていました。
以下の手順で治りました。ご参考までに。
1,HELPキーを押しながら起動
2,ディップスイッチの設定、メモリスイッチの設定を「工場出荷時」「システム設定値」に選択し直す。
(マシン全面の物理スイッチでも初期化できたと思います。)
3,「メモリスイッチ→デバイス等の設定→システムの立ち上げ装置指定」を、「SCSI」に変更する
(私の実機は「その他」になっていました。この選択肢「その他」は一度設定すると出てこないので、設定値がおかしくなってたのではないかと思います。多分、この状態だと、どこからもBOOTできない気がします。)
4,リターンを押して確定。登録終了を選択してメモリスイッチの設定から抜けて、終了を選択しリターン。
これで、SCSIからBOOTできました。
半日ほどACを刺しっぱなしにしていたらバックアップ電池が充電できたらしく、メモリスイッチがおかしくなることもなくなりました。
たまには電源入れてあげないと駄目なようです。
こんにちは
情報ありがとうございます!!
現在多忙のため、すぐには試すことができませんが、長めの休暇が取れ次第、試してみます。