SCSI接続 PCMCIAカードDuck
先日、電源周りの修理・補修を行い、見事復活したX68000 XVIですが、
新たな問題に直面しております。
- 30年前のPCなので、LAN, USB, などの現在主流の外部とデータをやり取りできるインターフェースがない
- CD/DVD ROMなんてものもない
- MS-DOSフォーマットのフロッピーディスクはあるが、5インチで1.2MBフォーマットのものしかサポートしていない
- 3.5インチフロッピーディスク(外付け)は、数年前にベルトが劣化して、廃棄済
- RS-232Cインターフェースがありが、我が家で稼働中のPCにRS-232Cポートがあるものがない
かなり、手詰まりです…(汗)
そこで、思いついたのがSCSIの外付けドライブ
元々使用していたのが200MB(GBでなくMB!!)という現在ではとても小容量のHDDだったので、
表題のSCSI Card Dockを介して、512MBのCFカードをドライブとして使用しております。(SSDの走り?)
このDockには、PCカードを二枚刺すことができるので、SDカード用のアダプターを使用して、SDカードの読み書きができれば、
我が家の他のPCとデータのやり取りができるのでは??
と、期待を込めて早速準備を開始しました。
久しぶりに、機材を眺めて思いましたが、当時は FUJI FILMもこんな機材を販売していたのですね…
当時デジタル一眼で大容量のデータをPCと高速にやり取りするためのものだと記憶しておりますが、
今となってはレアな一品なのでしょうね…
用意したSDカードは、昔使用していた256MBのもの
おまり大きな容量だと、X68000のOSで認識できない恐れがあるので….
SDカードを、カードアダプターへ装着し、カードDockへ挿入
無事SDカードは認識されましたが…
”管理情報が壊れています”の表示が…
デジカメで使用していたものなので、FATでフォーマットされているはずなので、
そのまま読めると思っていたのですが、とりあえずX68000でフォーマットを実行
256MBのディスクをフォーマットするのに20分ほどかかりましたが、無事フォーマットが終了しました。
(そういえば、当時100MBのHDDをフォーマットするのには、もっと時間がかかっていたような….)
さて、薄々とは感じていましたが、X68000のSCSIドライブはFATフォーマットではなく、
X68000でフォーマットしたSDカードは、他のPCで読み書きすることができませんでした。
ネットで調べたところ、X68000でFATフォーマットのディスクを読み書きすることのできるツールがダウンロードできることが分かったのですが、
問題はそのデータを、どうやってX68000へ持っていくか??
です。
ツールさえインストールできれば、以降はSDカードでやり取りできるのでしょうが、
その前提状態までどうやって持っていくか??
もう少し考えてみようと思います。
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