X68000 XVI 分解
連休明け最初の週末
今回、動作確認をしたレトロPCの中でもっとも再生が容易(SRAM電池切れのみ?)なX68000 XVI再生に向けた作業を行いました。
おそらく、国産PCとしては最初となる、デザイン有線のPCケース(ツインタワー)を使用しているため、
分解はちょっと大変です。
まずは、背面にあるプラスネジ 6つを外します。
次は、左右どちらのカバーから外しても良いのですが、外しやすい右側のタワー(フロッピーディスクが無い側)のカバーを外します。
まずは、こちらで外し方の練習と、カバー形状の理解をされることをお勧めします。
下の写真でマークがついている部分にツメがありますので、そこをしたに押し込みながら、本体後方側にカバーをスライドさせると、
カバーが外れますが、このとき強く押しすぎたりするとカバー(プラスティック製)が割れてしまうかもしれないので、
力加減にはご注意ください。
右側のタワーのツメ部分の裏側は空洞となっているため、こちらのカバーを開けるのは、比較的用意のはずです。
続いて左側タワー(フロッピーディスクがある側)のカバーを外します。
ツメの位置は右側タワーと同様なのですが、中段と下段のツメ裏にはフロッピーディスクユニットがある為、
押し込みにくいので、こちらの取り外しには慣れが必要と思われます。
プラスティックのヘラ(傷がつきにくい)を利用すると、比較的簡単にカバーを開けることができます。
底面のパネルを外すためには、まずは右側タワーの下側にあるネジを外します。
同様に、左側タワーの下側のネジを外します。
最後に底面にある 5つのネジを外します。
右側タワーと底面気版、左側タワーと底面基盤
それぞれを接続しているケーブルのコネクタを外します。
これで、やっと本体底面の基盤をみることができます。
黄色い点線で囲ったのが、今回交換する電池になります。
基盤を、底面カバーから取り外すにはさらに2つのネジを外す必要があります。
マークした3点のハンダを剥がせば、基板に固定された電池を取り外すことができます。
無事取り外すと、こんな感じになります。
ここに、新たに交換用の電池を装着するのですが、装着は次回に紹介させていただきます。
取り外した電池を確認したところ、CR2450(一次電池)が使用されていました。
ついこのあいだ(5年くらい前)まで、SRAMに保存されていた起動用ユーティリティーが動作していたことを考えると、
CR2450のライフサイクルは、べらぼうに長いようです。(20年以上??)
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